ロブ・ライナー監督。家族想いの自動車整備工カーター(モーガン・フリーマン)、傲慢な実業家のエドワード(ジャック・ニコルソン)。偶然に同じ病室になった二人は余命6ヶ月と宣告される。カーターの書いた、生きているうちにやりたい事リスト、棺桶リスト(Bucket List)を読んだエドワードは、二人で実行の旅に出る事を提案する…。いいテンポで展開して感動的に終わらせる、なかなか冴えた演出。主演二人の演技もさすがに上手い。特に"世界一の美女にキスをする"、”荘厳な景色を見る"はなかなか上手い演出だった。「死ぬまでにしたい10のこと」(id:zom-1:20031118#p1)の金持ち版、ポジティブ版みたいな感じだが、死ぬまでリスト本って結構ある。読んだのでは「死ぬまでにしたい101のアラ技」(id:zom-1:20080121#p2)、「エグザイルス」(id:zom-1:20060521#p3)の著者ロバート・ハリスの「人生の100のリスト」とか。それらに比べるとこの映画のリストは随分と上品(^^)。
