本木克英監督、水木しげる原作、沢村光彦脚本。若い女性が失踪する都市伝説“呪いのかごめ歌”を聴いてしまった女子高生の楓(北乃きい)の腕に銀の鱗が現れる。楓と偶然に出会った鬼太郎(ウエンツ瑛士)とねずみ男(大泉洋)は謎の解明に向かい、千年前に封印された悪霊の仕業である事を知るが…。前作(id:zom-1:20070429#p1)の子供向けな雰囲気も薄れ、人間と妖怪の恋愛が軸になったりとちょっと大人向き。出だしは悪くないなあと思ったけど、物語が動き出してからややテンポが悪く、カットバックを多用する展開も分かりにくいだけ。この物語ならば錬ればもうちょっと面白くなる気がするけど。猫娘の田中麗奈は相変わらずいい(服は前回の方がずっとよかった)。その他、寺島しのぶ、萩原聖人、緒形拳、佐野史郎、笹野高史など豪華出演陣…だけど、あんまり活きてないか。夜叉役の韓国男優ソ・ジソブはかっこいい分、ちょっと浮いてた。
