電子竹林:Blog

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「戦争の経済学」

ポール・ポースト。巨大な公共投資である戦争を第一次世界大戦第二次世界大戦ベトナム戦争湾岸戦争イラク戦争までをマクロ/ミクロの経済理論を使って分析する。戦争を悲惨なモノとして片付けるのではなく、冷徹な目で、経済的な数字で見ている所が凄い。戦争が国民経済にプラスになる時代では無い、反戦の本とも言える。各章のまとめを読むだけでも価値がある。(memo:軍事支出の対GDPが多い上位25カ国のうち、6カ国はGDPが世界200位以下、15カ国が100位以下、20カ国が50位以下)

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