電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「太陽の塔」

森見登美彦。京大5回生の森本は、かつての恋人で自分を振った"水野さん"を研究、観察、追いかけるうちに一人の男"遠藤と出会う…。2003年第15回日本ファンタジーノベル大賞受賞。京大の硬派な生活と軟派な妄想が入り交じった展開と文体はなかなか面白いと思ったが、中盤はそれにも飽きてちょっとダレた感じがして乗れなくなった。ラストのクリスマス、四条河原町、ええじゃないか、はなかなか楽しい。いい所もあるが、かなり荒削りな印象。

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