電子竹林:Blog

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「ウォンテッド」- Wanted -

ティムール・ベクマンベトフ監督、マーク・ミラー/J.G.ジョーンズ原作(未読、グラフィックノベル)。上司に怒鳴られ、彼女は友人と浮気する毎日にウンザリしているウェスリー(ジェームズ・マカヴォイ)。ある日、ウェスリーは、謎の男の襲撃からフォックス(アンジェリーナ・ジョリー)と共に逃げ延び、1000年前から続く機織職人による暗殺組織フラタニティの存在を知る事になる…。ロシア映画ナイト・ウォッチ」(id:zom-1:20060427#p2)を撮ったカザフスタン出身の監督、ハリウッド第一作。予告編以上のモノは無いだろうと期待は無かった。無駄に一般市民が死ぬのは気になるが、全体に娯楽作としては面白い。CGを駆使した無意味なほど派手なアクションは楽しい。特にラストのガン・アクションは「リベリオン」のガン=カタを越えた派手さ。石工職人フリーメイソンに対抗したアイデアなのか、機織職人の暗殺組織フラタニティって発想の馬鹿らしさが好き。この組織の設定とか、実は薄っぺらで細かい所はいい加減なのがコミックっぽい。(memo:原作の情報があまりないが→ http://en.wikipedia.org/wiki/Wanted_(comics) )

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