電子竹林:Blog

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「チェ/28歳の革命」- Che Part One -

スティーブン・ソダーバーグ監督。アルゼンチン人の元医師、チェことエルネスト・ゲバラ(ベニチオ・デル・トロ)は、1956年、パティスタ将軍のキューバ政府軍と戦うためにフェデル・カストロをリーダーとするわずか82人でキューバへ渡る…。PART1は1956年から1958年サンタ・クララ陥落までの話。キューバ革命政権樹立50周年映画。ソダーバーグらしい、ちょっと突き放した描写で分かり難いところは多い。それでも人間的魅力としてのチェは十分に表現されている。チェの魅力は主となる縦糸としても、横糸には米国の帝国主義への批判があちらこちらに感じられる。それが今、チェを描く意味かもしれない。カメラオタク向けに解説すると、撮影はRED One Digital Camera(http://www.red.com/ )、スーパー35mmサイズ(24.4×13.7ミリ)Mysterium CMOSセンサ、1200万画素でバリアブルフレーム(max60fps)。4Kの描写力は劇場用でも十分、レンズの味も自然だし、機動性も高そう。これで200万円って驚きだ。

http://che.gyao.jp/