ダニエル・リー(李仁港)監督。劉備軍に参加した趙雲(アンディ・ラウ/劉徳華)は、同郷の平安(サモ・ハン/洪金宝)と出会い兄と慕うようになる。孔明の奇襲作戦では趙雲は功名を平安に譲り、劉備の家族の警護に失敗した平安に代わり劉備の妻子を助けに走る…。曹操、劉備、関羽、張飛、諸葛亮はすべて脇役。五虎将軍の趙雲子龍を主人公にした物語で、長坂の阿斗救出などおなじみのシーンはあるけど基本的には別物。独自キャラの平安はかなり重要。さらにクライマックスでの鳳鳴山の戦闘は、相手が曹操の孫娘の曹嬰(マギー・Q)という独自キャラなのが驚き。素直に別物と観ればいいけど、オリジナルにこだわりがあると辛いかもしれない。詰まらなくは無いけど。「レッドクリフ」(id:zom-1:20081102#p1)にかけた企画なんだろうけど、アンディ・ラウを引っ張り出してまで作る映画なのか。どういう企画なんだがよく分からない。
