電子竹林:Blog

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「ある公爵夫人の生涯」- The Duchess -

ソウル・ディブ監督脚本。18世紀後半、17歳の貴族の娘ジョージアナ・スペンサー(キーラ・ナイトレイ)はデヴォンシャー公爵(レイフ・ファインズ)の元へ嫁ぐ事になるが、年の離れた夫の感心は男子の後継者を生む事だけだった…。実話ベース、Wiikipediaの情報と付き合わせると婚姻/愛人/親子関係は確かに史実通り。英国貴族ものに有りがちなドロドロした人間関係だけど物語的には単純。ファッション好き、ギャンブル好き、政治好きというキャラクタは新鮮で面白いけど。建築、調度品、衣装、ヘアスタイルなどは徹底していて凄い。「ブーリン家の姉妹」(id:zom-1:20081115#p1)、「エリザベス ゴールデン・エイジ」(id:zom-1:20080223#p1)など最近は英国貴族ものが多い気がするけど、なんでだろうか。場内は40代以上の女性ばかりだった。ダイアナ妃の祖先とはいえ宣伝に使うのはどうなんだろか(米国予告編にはないけど英国予告編でも使われていた)。登場人物はなじみが薄かったけど、ジョージアナの愛人、のちの英国首相チャールズ・グレイ(ドミニク・クーパー)だけは、紅茶アールグレイの名前からよく知っていた。

http://www.koushakufujin-movie.jp/