電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「サンシャイン・クリーニング」- Sunshine Cleaning -

クリスティン・ジェフズ監督、ミーガン・ホリー脚本。ニューメキシコ州アルバカーキ、ローズ・ローコウスキ(エミリー・アダムス)は高校時代はチアリーダーのスターだったが、今はシングルマザーでハウスキーパーでかつての恋人マックと不倫中。その息子オスカーは小学校を退学、妹のノラ(エミリー・ブラント)はバイトもクビになり、父親もヘンなビジネスばかりに手を染める。ある時、ローズは大金を稼げる事件現場の清掃業の仕事を始める事になるが…。「リトル・ミス・サンシャイン」(id:zom-1:20061231#p1)の制作会社ビッグ・ビーチ・フィルムズによるという事で期待大だったが,予想通りにかなり面白かった。ここまですべての人間に暖かな視点を持って映画を作れる才能には感嘆する。特にペカン・パイのシーンには脱帽。何でも無い日常的なヒトコマを何気なくここまで感動的に仕上げるとは。不治の病や自己犠牲でしか感動シーンが作れないと思っている邦画の人々に見習って欲しいものだ。

http://www.sunshine-cleaning.jp/