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「G.I.ジョー」- G.I.Joe:The Rise of Cobra -

ティーブン・ソマーズ監督。世界シェア70%の兵器メーカーMARS社のマッカレン(クリストファー・エクルストン)はNATO軍からの130億ユーロ資金提供により金属を喰い尽くす新兵器ナノマイトを開発。デューク(チャニング・テイタム)とリップコード(マーロン・ウェイアンズ)らはナノマイト運搬の任務につくが、バロネス(シエナ・ミラー)ことデュークの元恋人アナ・ルイスたちの急襲を受ける。全滅直前、特殊チームG.I.ジョーのスネークアイズ(レイ・パーク)、スカーレット(レイチェル・ニコルズ)らに助けられるが…。TVアニメシリーズ「地上最強のエキスパート・チームG.I.ジョー」の映画化、らしい。未見というか存在も知らなかった。「X-MEN」みたいな、金になりそうなシリーズを手っ取り早く作りたいって魂胆が丸見え。人物像も兵器も戦闘シーンも、全体のセンスの無さというか古臭さというかがっくり。唯一面白そうな予告編に出てくる見せ場も、スピード感も緊張感も無い。ハイパースーツはカッコ悪い上に役立たず。ストームライダー(イ・ビョンホン)も無意味に裸になるし、過去の因縁も陳腐。東洋人はニンジャとカンフーっていうのは、いつのセンスだ。続編は作る気だろが、期待ゼロ。

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