ベニー・チャン/陳木勝監督、ラリー・コーエン原案。ロボット設計士のグレイス(バービー・スー/徐煕媛)は娘を学校へ送り届けた帰りに、謎の集団に拉致、廃屋に監禁される。グレイスは壊れた電話で通話を試みるが、繋がったのは気弱な経理マンのアボン(ルイス・クー/古天楽)の携帯電話だった…。オリジナルはハリウッド映画「セルラー」 (id:zom-1:20050307#p1)、2005年洋画の個人的ベスト2。基本的な物語の展開はオリジナル通りだけど、アクション的には香港的な派手さを随分と加えている。久しぶりに香港スタントマンの技を観た感じ。なかなか良かったけど、自分としてはストレートでスピード感があるオリジナルの方が好き。誘拐犯役のリウ・イエ/劉燁が「山の郵便配達」の息子役の人だとはまるで気がつかなかった。ファイ刑事役のニック・チョンはオリジナルのウィリアム.H.メイシーみたいな渋いかっこよさが無かったのが残念。ちなみに「セルラー」はNOKIAだったけど、「コネクテッド」はMotorola。
