電子竹林:Blog

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「ココ・シャネル」- Coco Chanel -

クリスチャン・デュゲイ監督、エンリコ・メディオーリ脚本。1954年パリ、15年の沈黙をやぶったココ・シャネル(シャーリー・マクレーン)の復帰コレクションは失敗に終わる。1983年フランスに生まれたガブリエル・シャネル(バルボラ・ボブローヴァ)は1895年母の死により妹と共に修道院に預けられ、18歳でお針子として働き出す。仕事場で将校エチエンヌ・バルサンと出会ったココは郊外に移り住み、やがてバルサンの友人で英国実業家アーサー・"ボーイ"・カベルを紹介される…。帽子店、ジャージー素材ドレス、第一次世界大戦終わりあたりまでの話。誕生日が同じ8月19日(獅子座の女)だからという訳でもないけど、なぜかシャネルの伝記は二冊読んでいるので大筋の生涯は知っていた、まあ生涯はその通りの内容。シャーリー・マクレーンの演技はアウト・オン・ア・リムな世界に行ってもしびれる上手さ。過去を背負った高慢チキなココを一瞬で描き切って見せてくれるのは凄い。全体には丁寧に描いているけど、平凡といえば平凡。これは米仏伊映画で来月には仏国映画「ココ・アヴァン・シャネル」(id:zom-1:20090919#p2)も公開されるが、なぜ? (追記:来年でシャネル100周年だからみたい)

http://coco-chanel-movie.jp/