ショーン・レヴィ監督。元警備員で現在は発明で大成功したラリー(ベン・スティラー)は、自然史博物館がバーチャル展示になり多くの展示物がスミソニアン博物館の倉庫に送られる事をルーズベルト(ロビン・ウィリアムズ)から知る。ある夜、ラリーはジェデダイア(オーウェン・ウィルソン)からの電話により、古代エジプトのファラオ・カームンラーが魔法の石版を狙っている事を聞きワシントンへ向かうが…。前作(id:zom-1:20070322#p1)と同じ監督で、全体的には同じ雰囲気。個人的には前作の方が好きかな。それなりには楽しめるけど、舞台を移しただけで話に広がりは無いのが残念。子供には歴史の勉強にはなる。女性初の単独大西洋横断のアメリア・イヤハート(エイミー・アダムス)が大活躍。カスター将軍は無能扱いだけど、まあこれが現在の史観なのか。スミソニアン博物館(http://www.si.edu/ )での映画撮影は初めてらしい。でも、ほとんどの映像は巨大なセット。特に航空宇宙博物館のセットは巨大。モネ、リキテンスタイン、ロダン、アイゼンシュタット「The V-J DAY Kiss」などが動くのはちょっと面白い。さすがに、エンドロールにはそれぞれがすべてクレジットに出て来てた。
