電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「宇宙へ」- Rocket Men -

リチャード・デイル監督。NASA設立当時からの映像を編集したDangerous Films/BBCワールドワイド制作のドキュメンタリー映画。1958年マーキュリー計画、7人のライト・スタッフ、1961年アラン・シェパード有人宇宙飛行、1962年ジェミニ計画、1965年エドワード・ホワイト宇宙遊泳、ランデブー飛行、アポロ計画、一号火災事故、1969年11号月面着陸、1981年スペースシャトル、1986年チャレンジャー号爆発事故、1990年ハッブル宇宙望遠鏡、2003年コロンビア号空中分解…。50年の歴史なので駆け足なのは分かるが全体にはやや散漫。大きな画面で観られる映像は感動的。構成としてはソ連の宇宙開発の話が無い事、アポロ13号は完全に無視された事、あたりはかなり不満。地球の外の星を目指したアポロに対して、高度380kmのスペースシャトルはもっと省略していいじゃん(「スペースシャトルの落日」(id:zom-1:20051019#p2)松浦晋也を読んだおかけもあるけど、スペールシャトルは計画自体が嫌い)。ちょうど、ディスカバリー・チャンネルの「NASA50年 宇宙開発の光と影」を観たばかりで比較してしまう。NASAのコンソールに「Don't Panic」というステッカーが貼ってあったのが笑えた。私もPC98に昔貼ってた。

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