電子竹林:Blog

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「南極料理人」

沖田修一監督脚本、西村淳原作「面白南極料理人」「面白南極料理人 笑う食卓」。昭和基地よりもさらに1000Km、富士山よりも高い標高3810m、生き物はおろかウィルスさえも生存出来ない南極ドームふじ基地。調理担当の西村淳(堺雅人)、気象学者のタイチョー(きたろう)、雪氷学者の本さん(生頼勝久)、雪氷サポートの兄やん(高良健吾)、医者のドクター(豊原功補)、車両担当の主任(古館寛治)、通信担当の盆(黒田大輔)、大気学者の平さん(小浜正寛)の8人は約一年半をここで暮らす事になる…。大きな事件が起こる訳でもなく、過酷な基地の中での出来事を料理を中心に、ユーモラスに描く。笑いのツボはかなり巧みで受けがいい。所々にホロリとさせる所を入れていくのも上手いところ。監督は商業長編映画初監督。まだ32歳で今後が楽しみ。地味ではあるが好みの映画ではある。飯島奈美+榑谷孝子による料理はもちろん見所。ありえない感がユーモラスでよい(肉が上等過ぎる(^^))。(国立極地研究所http://polaris.nipr.ac.jp/ )

http://nankyoku-ryori.com/