電子竹林:Blog

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「BALLAD 名もなき恋のうた」

山崎貴監督脚本VFX、気が弱い小学生の川上真一(武井証)は、父(筒井道隆)、母(夏川結衣)との三人暮らし。不思議な夢を見るようになった真一は、なぜか戦国時代天正2年(1574年)にタイムスリップしてしまい、小国・春日で"鬼の井尻”と恐れられる井尻又兵衛(草なぎ剛)の命を偶然に助ける。そして春日城で夢の女性が廉姫(新垣結衣)だと知るが…。「クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」(臼井儀人原作、原恵一監督脚本)が原作、未見(クレヨンしんちゃん劇場版は絶賛する人多いのでいくつかは観たけど、個人的にはそれほど深みは感じないな)。単純に戦国モノとして観ると、中盤の城攻め攻防戦はそれなりに面白かったけど、後半はまるで予想通りで盛り上がりに欠けて終わってしまう。残念。人間関係を描くエピソードもちょっと単純過ぎ。いいと思ったのは写真のシーンぐらい。新垣結衣草なぎ剛は現代人にしかみえないけどまあ健闘していた。ところで予告編でも又兵衛が言っている決め台詞"自由に生きる"という言葉。"自由"は福沢諭吉が libertyを訳したものなので、なんか個人的には使われる度々に当時ならなんと言うか気になってしまった。

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