電子竹林:Blog

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「悪夢のエレベーター」

堀部圭亮監督脚本、木下半太原作。小川順(斎藤工)が目を覚ますとそこはエレベーターの中、他にはチンピラ風(内野聖陽)、緑のジャージ(モト冬樹)、ゴスロリ(佐津川愛美)の三人。エレベータの非常ボタンは故障、携帯電話は電池切れで助けを呼ぶ事も出来ずに四人は閉じ込められてしまうが…。原作未読。この原作はドラマと舞台になっているらしい。監督からして色物だと思っていて期待はゼロだったが、意外に物語がしっかりしていてそれなり面白かった。多分原作のイメージをそのまま、素直に映像化しているのが成功している。ブラックな話が嫌いな人には向かないかもしれないけど。内野聖陽って器用な俳優の割には(「(ハル)」の主演!)、イマイチ作品に恵まれてない気がするんだけどこの映画では主役として活躍してくれて嬉しい。佐津川愛美も正体不明ないい味出してる。

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