電子竹林:Blog

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「ATOM 日本語吹替版」

デビッド・バワーズ監督、手塚治虫原作。ロボットが人間のために働く未来の空中都市メトロシティ。科学省長官のテンマ博士(声:役所広司)の息子トビー(声:上戸彩)は、ロボット兵器ピースキーパー実験中の事故に巻き込まれ命を落としてしまう。テンマ博士はDNAからの記憶を移し、お茶の水博士の開発した新エネルギー"ブルー・コア"を使いトビーそっくりのロボットを作りあげるが…。原作「鉄腕アトム」の設定を、比較的素直に使っているはずなんだけど物語も違うし印象はかなり違う。色々と工夫は凝らされているのだけど、なんかノレない演出が多いし、中盤になるとやや退屈。絵としては結構好き。このキャラクタ設定を日米でやりとりして作り上げるドキュメンタリーを観ていたのでどう完成していたか興味あった。絵的にはなかなか良いと思うが、物語と演出がイマイチな感じ。こうなると日本としては浦沢直樹PLUTO」を映画化するしかないか??

http://atom.kadokawa-ent.jp/