電子竹林:Blog

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「パイレーツ・ロック」- The Boat that Rocked -

リーチャード・カーティス監督。1966年、BBCラジオはポピュラー音楽を流すのを一日に45分に制限していた。高校を退学させられたカール(トム・スターリッジ)が乗り込んだのは、母の旧友クエンティン(ビル・ナイ)が経営し、米国人ザ・カウント(フィリップ・シーモア・ホフマン)たち人気DJが集まる海賊ラジオ局"ラジオ・ロック"の船だった。一方、政府の大臣ドルマンディ(ケネス・ブラナー)は海賊ラジオ局の撲滅を画策するが…。音楽は当然の様にいいセンスだし、ラジオが良かった時代を思い出させてくれる。ワーキング・タイトルの映画は、どこかハリウッドと違った味がある。最後は上手く盛り上げ、それでいて「タイタニック」をバカにしている所が面白い。「ラブ・アクチュアリー」などよく観る俳優ばかりなのに、みんな違う味を出してくれるのが凄い。ブリティッシュ・ロック好きにはもちろんお勧め。

http://www.pirates-rock.jp/