電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「大洗にも星はふるなり」

福田雄一監督脚本。あるクリスマスイブの夜、茨城県大洗海岸の海の家。夏にバイトをしていたナルシスト杉本(山田孝之)、サメオタク松山(山本裕典)、ハイテンション仁科(小柳友)、浮気願望の猫田(ムロツヨシ)、海の家のマスター(佐藤二朗)の5人がマドンナ江里子からの手紙で集まる。そこに海の家取り壊しを求める弁護士の関口(安田顕)が現れるが…。終わってみれば話は上手く出来ている気がするのだけど、中盤はちょっと退屈。空間が限られ、台詞回しも演劇的な演出になっているからか…と思っていたら監督が座長の「ブラボー・カンパニー」の舞台の映像化らしい。舞台をベタに映画にした感じで、映像的な工夫が無いからやや退屈な印象を持つのだと思う。

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