電子竹林:Blog

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「彼岸島」

キム・テギュン監督、大石哲也脚本、松本光司原作。高校生の宮本明(石黒英雄)は謎の女・青山冷(水川あさみ)から、行方不明の兄・篤(渡辺大)が彼岸島にいるという話を聞く。明とその友達、ユキ、ケン、西山、加藤、ポンは彼岸島へ向かうが、そこは吸血鬼・雅(山本耕史)が支配する島だった…。原作は途中まで読んでる。グロさには辟易するけど、原作はマンネリ化する前半までは結構好きだった。島へ行くまで30分、その後も内容は詰まっているはずなのに何故か退屈。演出が酷く陳腐。バタバタしているだけのアクション、キレのないカットにセンスの無い映像とまったく駄目。なによりも原作の人間的な葛藤がまったく描けていないのが辛い。ほとんどいい所を見つけられない。早くも今年のワースト候補登場。

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