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「ダレン・シャン 吹替え版」- Cirqu du Freak:The Vampire’s Assistant -

ポール・ワイツ監督、ダレン・シャン原作。平凡な郊外の街で暮らす16歳の優等生のダレン・シャン(クリス・マッソグリア)、子供の頃からの親友のスティーブ(ジョシュ・ハッチャーソン)は問題児。二人はミスター・トール(渡辺謙)団長のシルク・ド・フリークのショーを観に出かけ、ダレンはクレプスリー(ジョン.C.ライリー)の操る巨大毒蜘蛛マダム・オクタに興味を引かれる…。原作は、一巻の途中で挫折。弟のクリス・ワイツは不気味ながらも面白いキャラたち、バンパイア対バンパニーズの対立関係と面白くなる要素はあるのに、イマイチ乗れない。子供向き過ぎるというのもあるけど、細部に手を抜いていている感じがする。テンポも悪い。「パーシー・ジャクソン…」(id:zom-1:20100321#p1)がギリシャ神話版「ハリー・ポッター」なら、こちらはバンパイア版「ハリー・ポッター」。出来は「パーシー・ジャクソン…」の方がまだいいかな。吹替えは酷かった。特にマダム・トラスカ(「デスペラード」のカロリーナ!)の声のLiLiCoは今までの吹替えの中で最悪。

http://darren-shan.com/