ジョン・ファヴロー監督。トニー・スターク(ロバート・ダウニーJr.)がアイアンマンである事を公表してから半年、トニーはスターク・エキスポを開催し世界平和に貢献しようとする。政府はトニーを公聴会に召喚、スターン議員は軍需産業のジャスティン・ハマー(サム・ロックウェル)を見方にしパワードスーツの引き渡しを要求する。一方、ロシアのアイヴァン・ヴァンコ/ウィップラッシュ(ミッキー・ローク)は父の設計図によるリアクターを武器にしてトニーが参加するモナコGPを襲うが、すでにトニーの体はリアクターの毒素に蝕まれていた…。スターク・エキスポって何、ホントに世界平和貢献なのとか疑問はあるものの、前作(id:zom-1:20080927#p1)に続きスピード感もあって全体には面白い。ヘンなヒーロー像もなかなかいいし、悪役のミッキー・ロークは「レスラー」(id:zom-1:20090613#p2)みたいなボロボロさ加減がいい。グウィネス・パルトロウ、スカーレット・ヨハンソンも見どころは少ないがいいシーンを作ってる。前回に続いてアベンジャーズの影がちらつく。クレジットの後のシーンはマーベルのマイティ・ソーらしいが、これは2011年に映画化される。
