電子竹林:Blog

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「エアベンダー」- The Last Airbender -

M.ナイト.シャマラン監督製作脚本。気、水、土、火の四つの王国により均等が保たれていた世界は、100年前の火の国の反乱により乱れていた。南の水の国に住み水を操るウォーターベンダーのカタラ(ニコラ・ペルツ)と兄サカ(ジャクソン・ラスボーン)は、気を操るエアベンダーのアン(ノア・リンガー)を氷の中から助け出す。火の国から追放され、4つのエレメントを操る"アバター"を捜したていたズーコ王子(デーヴ・パテール)は、アンに目を付けるが…。2005年の米国TVアニメ「アバター 伝説の少年アン」(Avatar: The Last Airbender、エミー賞受賞)の実写映画化。オリジナルは未見、世界観も物語もしっかりしているし、カンフーの動きとILMが作り出す幻想的な映像も上手くマッチしている。そこはいいのだけど、どうも微妙なテンポの悪さがあるのはシャマランがエンターテイメントに向いていないせいじゃないかなあ。オリジナルの映像はYouTubeでちょっとみたぐらいだけど、アニメ版の方が派手な映像での盛り上げは上手かった。その辺も、シャマランの技量不足かな。今回一番驚いたのは、これが続き物だった事…。

http://www.airbender.jp/