電子竹林:Blog

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「オカンの嫁入り」

呉美保監督脚本、咲乃月音原作「さくら色のオカンの嫁入り」。無職の月子(宮崎あおい)は早くに父を亡くし、母の陽子(大竹しのぶ)と二人暮らし。ある夜、陽子は金髪リーゼントの元板前の研二(桐谷健太)30歳を連れ帰り、結婚する事を宣言するが…。第3回日本ラブストーリー大賞ニフティ/ココログ賞受賞作が原作、未読。全体に盛り上がりに欠け、工夫もない演出。物語にもリアリティが感じられない。この一家は一年後、どうなっているんだろか。宮崎あおい桐谷健太も生き生きしてないし、大竹しのぶの白塗りはギャグにしか見えなかった。「つるかめ、つるかめ」のシーンだけは秀逸だと思った。でも、そこだけだったな。

http://okannoyomeiri.jp/