ライアン・マーフィー監督、エリザベス・ギルバート原作。NYのジャーナリスト、エリザベス(ジュリア・ロバーツ)は充実した生活を送りながらも、どこか満足出来ない思いを持ち結婚6年目で離婚を決意。やがてローマ、インドのアシュラム、バリ島への一年間への旅に出る事を決意するが…。監督は、TVシリーズ「NIP/TUCK マイアミ整形外科医」の人、劇場用は多分二作目。全体には、米国人のフォーティズ・クライシスの映画、感情移入も出来なければ最後まで行動が納得出来ない。東洋神秘主義に憧れ頼りながらも、結局は米国的な価値観からは逃れられない、インドの瞑想は何だったんだろうか、結局自分自身と何も向き合えていない。最後には、これはハーレクインロマンスかと思わせる展開。この人、一年間何をしていたんだろうか。内容の割には2時間半は長い。ブラジル男役で、「ノーカントリー」(id:zom-1:20080329#p1)のハビエル・バルデムが出演。
