電子竹林:Blog

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「トイレット」

荻上直子監督脚本。母親の葬儀の後、オタクの青年レイ(アレックス・ハウス)はアパートの火災のために実家へ戻る。そこは引きこもりでピアニストの兄モーリー(デイヴィッド・レンドル)、勝ち気な大学生の妹リサ(タチアナ・マズラニー)、そして母が日本から連れてきた"ばーちゃん"(もたいまさこ)、猫のセンセーの住む家。レイは"ばーちゃん"が毎朝トイレから出るたびに深いため息をつくのが気になった…。監督のオリジナルストーリ。全体にただようオフビート感がなかなか好きだけど、ちょっと地味か。「かもめ食堂」(id:zom-1:20060320#p2)のもたいまさこの無言芸をそのまま別映画にした様な映画。いい所はもたいまさこが持っていっているけど、主軸は三兄弟の成長にあるのはなかなか上手いと思う。「めがね」(id:zom-1:20070929#1)よりは好きだけど、これは受けるかなあ。微妙なブラック感も好き嫌いあるかも。

http://www.cinemacafe.net/official/toilet-movie/