「ゲゲゲの女房」

鈴木卓爾監督、武良布枝原作。29歳になる酒屋の娘、布枝(吹石一恵)に来た縁談の相手は10歳年上で戦争で左腕を失った貸本漫画家の水木しげること武良茂(宮藤官九郎)。お見合いから5日後には結婚、ぎこちない結婚生活が始まるが…。NHK連続テレビ小説のTVドラマは未見。オフビート感あふれる映像と展開で描く、昭和の貧乏生活がなんとも心地よいのが不思議。どこがズレた感じの吹石一恵と宮藤官九郎の演技も上手くそこにハマっている。妖怪たちもいい効果を出している。あんまり期待が無かったんだけど、なかなか面白かった。ドラマ版はかなり違うんだろうけど。宮藤官九郎は、向井理よりずっと水木しげるに似てるなあ。

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