電子竹林:Blog

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「 トロン・レガシー」- TRON:Legacy -

ジョセフ・コシンスキー監督、クラウディオ・ミランダ撮影。エンコム社CEOケヴィン・フリン(ジェフ・ブリッジス)が失踪してから20年、息子サム(ギャレット・ヘドランド)も27歳。ケヴィンの親友アランにメッセージが届き、サムはケヴィン所有のゲームセンターに出かける。ゲームマシンTRONの裏に秘密の研究室を発見したサムはシステムにログインを試みるがレーザーによりコンピュータの世界グリッドへ取り込まれてしまう。サムは死闘のゲームを強制されるが、謎の女クオラ(オリヴィア・ワイルド)に助け出される…。1982年「トロン」の続編。前作にはかなりの思い入れがあるが、今回のも満足。テッキーなオタク趣味ではあるが全体のデザインと映像の美しさには魅了された。特に3Dで展開するライトサイクル・ゲームのシーンはかなりお気に入り。ストーリのコンセプトも30年経っても新鮮に感じる。ま、部分的には「スターウォーズ」や「マトリックス」のパクリっぽさもあるけど。30年前はプログラムの擬人化なんか受け入れられなかったけど、今の人は素直に理解出来るんじゃないかな。「オズの魔法使い」の白黒/カラーみたいな、現実世界が2Dでグリッドに入ると3Dという試みも面白い、ちょっと効果が薄かったのは残念だけど。昔の「トロン」観たくなった。

http://www.disney.co.jp/tron/