電子竹林:Blog

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「ジーン・ワルツ」

大谷健太郎監督、海堂尊原作。帝華大学病院、教授目前の清川吾郎(田辺誠一)の下で働きながら、小さな産婦人科医院マリア・クリニックで院長三枝茉莉亜(浅丘ルリ子)の代理を務める曾根崎理恵(菅野美穂)。病院の閉鎖目前に担当するのは、55歳山咲みどり(風吹ジュン)、39歳荒木浩子(南果歩)、34歳甘利みね子( 白石美帆)、19歳青井ユミ(桐谷美玲)の四人だけ。やがて曾根崎に代理母出産の疑惑がかかるが…。海堂尊原作の映画化は中村義洋監督による「チーム・バチスタの栄光」(id:zom-1:20080216#p2)、「ジェネラル・ルージュの凱旋」(id:zom-1:20090307#p1)があるが、両方とも田口・白鳥シリーズ。これは別で、原作未読。産科医療崩壊などの社会的な視点はいいのだけど、前半は退屈。終りは盛り上げているけど、これは医療ミステリーとは言えないなあ。菅野美穂は思ったより良かった。風吹ジュン浅丘ルリ子がいい味だしているな。

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