ロベルト・シュヴェンケ監督。オハイオ州クリーブランド、元CIAの腕利きエージェントのフランク・モーゼズ(ブルース・ウィリス)は平穏な引退生活を送っていたが、ある夜に暗殺部隊の襲撃を受ける。フランクは、電話を通してだけの知りあいのカンザスシティ年金課の女性、サラ(メアリー=ルイーズ・パーカー)の元に逃げるがそこにも新たな暗殺者が現れる…。ウォーレン・エリス+カリー・ハムナーのグラフィック・ノベル「RED」が原作。元上司のジョー(モーガン・フリーマン)、元MI6諜報部員ヴィクトリア(ヘレン・ミレン)、元CIAマーヴィン(ジョン・マルコヴィッチ)、フランクを追う現役CIAウィリアム・クーパー(カール・アーバン)と役者はやたらに豪華なのに、映画としてはまるで駄目。アクション満載の追跡劇の前半も何故か退屈。派手ではあるけど、緩急もなく、どこにも緊張感が感じられない。ほとんどいいとこ無しの映画。やたらに人が死ぬ割には日本での配給はウォルトディズニーなのは何故だろうか。ちょい役でアーネスト・ボーグナインが出てるけど、なんと94歳。
