小林聖太郎監督、真辺克彦脚本、西原理恵子原作。漫画家のサイバラリエコ(小泉今日子)は、6歳の息子ブンジ、4歳の娘フミ、母トシエ(正司照枝)と暮らし、夫の元戦場カメラマンのカモシダ(永瀬正敏)はアルコール依存症で入院中。ある時､カモシダは病院から勝手に退院してくるが…。原作はちょっと読んだ事があるくらい。後半までほとんどいい処無し。エピソードの羅列でかなり退屈。唯一、いいと思ったシーンは夫が夜中に写真を撮るとこ。永瀬正敏が出てないシーンはなんか気が抜けているとこばかり。まあ、難病モノにしなかっただけ良かったけど。役作りにかけた永瀬正敏の努力が勿体ない映画だった。小泉今日子は「グーグーだって猫である」(id:zom-1:20080922#p1)に続いて漫画家役。
