電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「ウォール・ストリート」- Wall Street : Money Never Sleeps -

オリバー・ストーン監督。2001年、ゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)は8年の服役を終え出所。2008年、投資会社ケラー・ゼイペルに努めクリーン・エネルギーの投資に情熱をかけるトレーダーのジェイコブ・ムーア(シャイア・ラブーフ)はゲッコーの娘ウィニー(キャリー・マリガン)と同棲中。その頃、急激な経済悪化で会社が破綻、経営者でジェイコブの人生の師ルー・ゼイペル(フランク・ランジェラ)が自殺してしまう…。1987年「ウォール街」の続編、前作でゲッコーのキャラが強烈で、悪役として描いたはずなのにゲッコーの方が主役バド(チャーリー・シーン、今回カメオ出演)より断然に人気キャラ。今の時代にもう一回ゲッコーを復活させるというアイデアはかなり面白いと思った。しかし、実社会のウォール街の悪役よりは随分と小物な印象。出だしからは期待出来ると思ったけど(オープニングの空撮も見事)、中盤からはイマイチ。もうちょっと面白い展開があると思ったのに予想範囲で残念。音楽はデビッド・バーン+ブライアン・イーノ。しかしレーザー核融合はクリーンとは言えないと思うが…。

http://movies2.foxjapan.com/wallstreet/