電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「キッズ・オールライト」- Kids are all right -

リサ・チョロデンコ監督。南カリフォルニアの同性愛カップル、医者のニック(アネット・ベニング)とジュールス(ジュリアン・ムーア)は、同じ男性からの体外受精による二人の子供、18歳のジョニ(ミア・ワシコウスカ)と15歳の弟レイザー(ジョシュ・ハッチャーソン)をもつ4人暮らし。ジョニとレイザーは精子提供をした父親を探し、レストランの経営者ポール(マーク・ラファロ)に連絡するが…。2010年のサンダンスで上映され、ゴールデングローブ賞で作品賞と主演女優賞、アカデミー賞4部門ノミネートされた作品。物語は地味ながらなかなかいいドラマ。奇妙な家族構成を描く事により、より家族というものを浮き彫りにするという構成が成功している。アネット・ベニングジュリアン・ムーアが上手いのは当然として、ミア・ワシコウスカの透明感がなかなかいい。「アリス・イン・ワンダーランド」(id:zom-1:20100419#p1)よりずっと良かった。(レストランの名前が「WYSIWYG」)

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