電子竹林:Blog

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「ジュリエットからの手紙」- Letters to Juliet -

ゲイリー・ウィニック監督。ニューヨーカー誌の調査員として働くライター志望のソフィー(アマンダ・セイフライド)は、イタリアンシェフの婚約者ヴィクター(ガエル・ガルシア・ベルナル)と、ヴェローナへ旅行に出かける。レストラン開業前のヴィクターは仕入れに忙しく、一人ソフィはジュリエットの家で、恋愛相談の返事を書く"ジュリエットの秘書"たちと出会う。偶然に見つけた50年前の一通の手紙に返事を書いたソフィは、英国人のクレア(ヴェネッサ・レッドグレイヴ)とその孫チャーリー(クリストファー・イーガン)とクレアの初恋の人を探す手伝いをする事になるが…。実在する"ジュリエット・クラブ"をモチーフにした映画。比較的ストレートな恋愛モノ。だけど恋愛部分では、クレアの50年前の恋の方が純愛としても面白い。最近売り出し中なアマンダ・セイフライドは演技は起用だし、顏のバランスが悪い分印象的で、女優としては成功するんじゃないかと思っている。それに対して、クリストファー・イーガンが余りに冴えないのが残念。まあ、冴えない役ではあるんだけど。監督は「シャーロットのおくりもの」(id:zom-1:20070102#p1)の人で巧みな上手さを持っている人…、と調べたら今年の2月に49歳で亡くなったのか、まだ若いのに。

http://juliet-movie.jp