ジョージ・ノルフィ監督(初)。NYの元消防士で上院議員候補デヴィッド(マット・デイモン)は、偶然にバレリーナのエリース(エミリー・ブラント)と出会う。"運命の書"の記述に従う運命調製班の一人、ハリー(アンソニー・マッキー)の不手際により、デヴィッドとエリースはバスで偶然の再開。そしてデヴィットは運命調製班の作業現場を目撃してしまう…。フィリップ.K.ディックの短編「調整班」が原作。予習のために直前に読んだが、まあ設定をある程度使っている程度。全体にはそれなりな娯楽作品には仕上がってはいるけど、深みはあまり感じられない。ディックのファンとしてはちょっと不満。ちょっとキリスト教っぽい宗教臭さも好きじゃないな。まあ、ハリウッド映画だなあ。
