電子竹林:Blog

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「おかえり、はやぶさ」

本木克英監督、金子ありさ脚本。2003年5月9日、小惑星イトカワのサンプル採取のための小惑星探査機「はやぶさ」が打ち上げられた。同年12月、JAXAのプロジェクトマネージャーの大橋(三浦友和)は火星探査機「のぞみ」のプロジェクトを断念、そしてその息子の大橋健人(藤原竜也)は「はやぶさ」のイオンエンジニアを担当していた…。全体に宇宙のシーンをCGで作り過ぎていて、遠隔操作での手探り感が薄いのが気になる。物語も薄っぺらい。ちょっと面白かったのは、工学系と理学系の文化を分けて考えるトコかな、世間では理系と一緒くたにされるのに。はやぶさ映画三本では、これと「はやぶさ 遥かなる帰還」 (id:zom-1:20120225#p2)より、堤幸彦監督、竹内結子主演の「はやぶさ/HAYABUSA」(id:zom-1:20111028#p1)が一番よかった気がする。先行の利はあるにしても、物語が一番しっかりしていた。

http://hayabusa3d.jp/