電子竹林:Blog

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「ヘルプ~心がつなぐストーリー」- The Help -

テイト・テイラー監督脚本、キャスリン・ストケット原作。1960年代前半、大学を卒業したスキーター(エマ・ストーン )は故郷ミシシッピ州ジャクソンに戻る。ライター志望のスキーターは、ローカル新聞の家庭欄の仕事を始め、友人エリザベスのメイド、エイビリーン(ヴィオラ・デイヴィス)に協力を求める。また、衛生のためとメイド専用のトイレ設置を主張するヒリーのメイド、ミニー(オクタヴィア・スペンサー)はトイレのせいで解雇されてしまうが…。原作未読。これは面白かった、公民権運動モノとしても名作として残るんじゃないかな。時代背景を上手く使いながら、普遍的な人の心を描き出す手腕が見事。それでいて、随所に上手くユーモアを取り入れている。エマ・ストーンは「ゾンビランド」(id:zom-1:20100807#p1)などとは違った印象を見せて素晴らしい(アマンダ・セイフライドにちょっと似てる)。女優陣の見事さの割には男優はみんな目立たない。(memo:「ロング・ウォーク・ホーム」'55年、「ミシシッピー・バーニング」'64年が背景)

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