カン・ヒョンチョル監督。夫と高校生の娘と暮らすナミ(ユ・ホジョン)は、幸福ならがも平凡な毎日を送っていた。ある時、母の入院先で高校時代の親友7人組”サニー"のリーダー、チュナ(チン・ヒギョン)と出会う。余命二ヶ月のチュナは、かつての仲間に会いたいとナミに語るが…。田舎からの転校生と仲間、1985年という時代背景のソウル(第六共和国憲法直前)、など設定はなかなか面白い。韓国女性版「スタンド・バイ・ミー」を期待するけど、そこまでは洗練された感じがない。面白いエピソードもあるけど、人数が多すぎるせいかちょっとゴチャゴチャし過ぎ。最後は金がモノを言っている当たりにも違和感を感じる。韓国で人気になるのはなんとなく分かる。悪くはないけど、ちょっと物足りない。
