電子竹林:Blog

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「幸せの教室」- Larry Crowne -

トム・ハンクス監督。高校卒業後に海軍でコックとして20年勤め、スーパーの店員となったラリー・クラウン(トム・ハンクス)は、優秀ながら大学教育がないという理由でリストラされる。地元大学のコミュニティカレッジで学ぶ事にしたラリーはダリア(ググ・バサ=ロー)などの仲間も出来るが、スピーチの教師メルセデス(ジュリア・ロバーツ)は仕事の情熱を失っていた…。トム・ハンクス自身の短期大学での経験から来たものらしい。それぞれのエピソードは悪くないものもあるのだけど、流れが不自然でどうもギクシャク感じる。そもそも、なんでトム・ハンクスはあんなにモテモテなんだ。トム・ハンクスが監督した1996 年の「すべてをあなたに」(That Thing You Do!)はずっとマシだと考えると、やはり自分を主役にした事が無理になっているのじゃないかな。ジュリア・ロバーツはそつない演技だけど、それほど魅力的とも言えない。ジョージ・タケイが経済学の教師として登場。

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