ロネ・シェルフィグ監督、デイヴィッド ニコルズ原作。1988年7月15日聖スウィジンの祝日、大学卒業の騒ぎの後、真面目で作家を目指すエマ(アン・ハサウェイ)は、長年憧れていた裕福な家庭育ちで自由奔放なデクスター(ジム・スタージェス)を家に泊める事となる…。23年間の7月15日だけを切り取った構成が素晴らしく良い。厳しい現実と対峙する事になる展開はラブストーリとは言えないような話だけど、個人的には好き。同じように時間を過ごした40過ぎぐらいじゃないと分からないかもしれない。23年間の時代感覚も、下手な流行ものや音楽で出してない上品さが良い。ポスターは凄い重要なシーンな気がするが…、まあ観た後にしか分からないか。
