電子竹林:Blog

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「グスコーブドリの伝記」

杉井ギサブロー監督脚本、ますむらひろしキャラクタ原案、宮沢賢治原作。ブドリ(声:小栗旬)はイーハトーブの森で両親と妹ネリ(声:忽那汐里)と平和に暮らしていたが、ある年の冷害で食料も底をつき、家族と別れてしまう。テグス工場、赤ひげ(声:林家正蔵)のオリザ畑で働いたブドリは街へ出てクーボー博士(声:柄本明)と出会い、火山局に勤める事になるが…。1994年のアニメ版は未見。映原作や宮沢賢治の背景を知らないと多分、さっぱり意味が分からないかも。宮沢賢治はそれなりに知っていてもイマイチ面白くはない。特に最後の大幅な省略は原作読んでいてもちょっと唖然とした。グループ・タックが自己破産して手塚プロダクションに引き継いだ事とか関係しているのだろうか。絵は、キャラと背景とCGがまったく噛み合ってない。この辺は海外との大きな技術差を感じる。

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