テイラー・ハックフォード監督、ジョン・マクラフリン脚本、リチャード・スターク原作「悪党パーカー/地獄の分け前(Flashfire)」。タフガイの強盗パーカー(ジェイソン・ステイサム)はメランダー(マイケル・チクリス)たちグループとオハイオ・ステートフェアの売り上げ金150万ドルの強奪に成功するが、次の仕事を断った事で危うく殺されそうになる。復讐のためパーカーは次の仕事を追ってフロリダに飛び、アジトを探し不動産業レスリー(ジェニファー・ロペス)と知り合うが…。悪党パーカー・シリーズは何冊か読んでいるがこの原作は未読。メル・ギブソン主演1999年「ペイバック」の原作もこのシリーズ。一流という割には杜撰な計画で、最初からイマイチ感があるが、ジェニファー・ロペスが登場してからはさらに物語に締まりがなくなりなんともグダグダ。最後まで盛り上がらずにグダグダが続く。面白くなったと思う内容なのに、なんとも残念。面白いのはテキサス姿のジェイソン・ステイサムぐらい。驚くのはニック・ノルティのジイさんぶりと、ジェニファー・ロペスのオバさんぶり。
