電子竹林:Blog

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「ベルセルク 黄金時代篇III 降臨」

窪岡俊之監督、三浦建太郎原作。逆賊として追われていたキャスカを隊長とする鷹の団に一年ぶりにガッツは戻り、グリフィスが牢獄に捕らえられている事を知る。王女の手助けで鷹の団はグリフィス救出に成功するが、舌を抜かれ腱を切られた廃人同様だった。そして真紅のベヘリットにより216年に一度の蝕が起こる…。原作未読、アニメ未見で思い入れはまるでないが、前作の続き(id:zom-1:20120713#p1)でそれなりに楽しみだった。まあ、始まりの物語なのでその後を知っていないと楽しく観られない話なのかもしれない。クライマックスの蝕のシーンの映像もそれなりによいけど、それほど新鮮さも感じないし長過ぎてちょっとテンポが悪い。畳み掛けるようなテンポが欲しい。映像的なショックさはあるけどメンタル面ではあんまり感じないのは、原作を知らないからかなあ。心の闇の深淵には、ちょっと弱い気がする。現実社会の闇の方がもっと深そう。

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