三池崇史監督、木内一裕原作。幼女を惨殺した指名手配中の清丸(藤原竜也)に、被害者の祖父である財界の大物・蜷川(山�努)は10億円の懸賞金を出した。命の危険を感じた清丸は福岡県警に出頭。警視庁のSP銘苅(大沢たかお)と白岩(松嶋菜々子)、捜査一課の奥村(岸谷五朗)と神箸(永山絢斗)、福岡県警の関谷(伊武雅刀)たちは福岡から警視庁まで清丸を護送する事になるが…。「ビー・バップ・ハイスクール」のきうちかずひろの、木内一裕名義の小説が原作、未読。護送モノ、莫大な懸賞金というストーリはそれなりにあるけど、これはなかなか面白かった。疑心暗鬼のミステリー性も上手いし、二転三転していく護送作戦もスピード感があっていい。三池崇史のいい面が出た映画だと思う。松嶋菜々子はちょっとパっとしなかった、藤原竜也のヘンタイっぽさが怖い。
