橋本一監督、東直己原作「探偵はひとりぼっち」。ススキノのショーパプのオカマのマサコちゃん(ゴリ)がテレビ出演の直後に殺害される。探偵(大泉洋)は原発反対派の政治家・橡脇(渡部篤郎)との関連の噂を聞きつける。またバイオリニスト河島弓子(尾野真千子)から事件究明の依頼を受け、相棒の高田(松田龍平)と共に事件を追うが…。原作未読。出だしの疾走感、ラストの畳み込み方はなかなかいいが、中盤の過去を追うあたりはもっと面白く出来そうなのにややダレ気味。最後に上手く結びつくのに、印象が薄くなってしまう。全体には前作 (id:zom-1:20110911#p1)の方が好きかも。派手なスタイルはないけど、橋本一の映画作りは最近いいな。
