「夏の終り」

熊切和嘉監督、瀬戸内寂聴原作。相澤知子の相澤知子(満島ひかり)は年上の作家・慎吾(小林薫)と長く暮らしていた。慎吾は鎌倉に妻子を持つ二重の生活をしていたが、知子は慎吾に離婚を頼んだ事はなかった。ある時、知子の元をかつて駆け落ちした涼太(綾野剛)が訪ねてくるが…昼間は照明をつけず、夜も暗い昭和な光の映像、押さえた演技と冴えた演出が面白い。でも物語はメリハリが無く結構ダラダラ。満島ひかり起用ってのが面白くて新鮮。瀬戸内寂聴の顔と満島ひかりの顔が重ならないけど。

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