三木孝浩監督、越谷オサム原作。交通広告代理店の営業である奥田浩介(松本潤)は、新規取引先の下着メーカー"ララ・オロール"で中学時代の同級生・渡来真緒(上野樹里)と再会する。中学時代、いじめられていた転校生の真緒(葵わかな)を浩介(北村匠海)が助け、勉強を教えていたのだが、真緒には重大な秘密があった…原作未読、もっとストレートな話だと思っていたので意外な展開にちょっと驚いた。演出的にはイジメや恋愛部分やラストなどベタな所も多いけど、それなりに面白い。逆光、ボケ、長焦点を使った16mm撮影の映像も印象的だし。ビーチボーイズ「素敵じゃないか」(Wouldn't It Be Nice)の使い方も上手い。夏木マリらが映画オリジナルキャラらしい。俳優は中学時代の二人の方が自然で上手いな。
