電子竹林:Blog

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「あさひるばん」

やまさき十三監督。30年前の宮崎、城北高校の野球部員で"あさひるばん"と呼ばれていた三人組浅本(國村隼)、日留川(板尾創路)、板東(山寺宏一)は地区大会決勝戦以来、疎遠になっていた。現在は東京で小さな芸能事務所を経営する浅本は、高校時代の野球部マネージャー、サッチンこと幸子(斉藤慶子)が重い病である事をその娘・有三子(桐谷美玲)からの手紙で知り宮崎へ出掛けるが、日留川、板東も同じ手紙を受け取っていた…。「釣りバカ日誌」の原作者が72歳で初監督。全体には松竹な泣き笑いの作り方はスタンダード、「男はつらいよ」から「釣りバカ日誌」に続く松竹映画な雰囲気を上手く残している。まあ、金はかかってないしベタな所多いけど、そこは許せる。でも刑務所のシーンは関係者が見たら怒りそう。三人のコンビは意外に悪くない、いいバランス。西田敏行松平健は出番少ない。そして、雛形あきこ國村隼の恋人ってどーなのと思った。

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