バブロ・ベルヘル監督脚本。カルメン(ソフィア・オリア/マカレナ・ガルシア)は人気闘牛士アントニオ・ビヤルタ(ダニエル・ヒメネス・カチョ)の娘。生まれてすぐに母を亡くし、元看護婦で再婚相手のエルカンナ(マリベル・ベルドゥ)により虐げられて育つ。ある時、エルカンナの策略で命を狙われるが'こびと闘牛士団'により助けられ、'白雪姫'という名の女闘牛士で見世物巡業の旅に出るが…。グリム童話の「白雪姫」がベース。基本かなり面白い、そして最後は意外性という意味ではなく、驚きな終わり方。このラストの作り方は永遠に記憶に残りそうなブラックさ、トラウマになると言ってもいい。評価は難しい所だけど嫌いじゃない映画。白黒無声映画時代へのオマージュ、白雪姫と闘牛の組み合わせはかなり上手い。
